【大紀元日本10月11日】米国でこのほど、中国から輸入された電動アシスト自転車のハンドル部分が断裂脱落し、走行中にハンドルが制御不能になり、不慮の事故が相次いだことから、米消費者製品安全委員会(CPSC)および米企業レイラ社は、2万台のリコールを発表し、自転車の使用停止を呼びかけ、無料で不良部分を交換・修理するとした。
CPCCとレイラ社は10月5日、レイラ社が中国から輸入したE300型の電動アシスト自転車のハンドル溶接部分が断裂し、ハンドルの脱落により、使用者が軽傷を負ったことを明らかにした。レイラ社によると、溶接部分が脱落した消費者のクレームは、すでに25件の報告を受けたという。その内の3件は、消費者が軽い擦り傷を負ったことを明らかにした。
レイラ社はCPSCの指示に従い自主回収を行い、消費者に対して即時に問題になった電動アシスト自転車の使用停止を通告したと同時に、同社が不良器具の無料修理を提供する体制が整えており、同社への連絡を消費者に呼びかけた。
CPSCはその前日、50数万個の中国製玩具およびその他中国製製品の回収を発表したばかりだ。回収された玩具の大部分は基準値を大幅に超えた鉛が原因で、一部は、玩具棒が壊れ易く、中に入っている顆粒物を乳幼児が飲み込んだ場合、のどに引っかかる可能性があることが理由だった。
(翻訳/編集・余靜)