【大紀元日本8月21日】英紙「サンデー・タイムズ」は19日、玩具店「ハムリーズ」とファッションショップチェーン「モンスーン」で発売していた中国製児童用アクセサリーの一部は鉛量規準が超えていると伝えた。
同紙がサンプルを検査してわかった。ロンドンとバーミンガムで販売されていた児童用アクセサリーの24件うちに、8件は鉛量の規準を大幅に超えた。 そのうちの6件の鉛量は80%に達したが、国際認可標準は0・06%以下とされているが、英国はさらに厳しく0・01%が安全とされている。
ロンドンオックスフォード街の近くにある玩具店「ハムリーズ」にて4・99英ポンドで販売されていたブレスレットは、鉛量が93%含まれていた。 子どもがブレスレットをかんだりすると、脳障害を起こしたり、死亡したりする可能性が十分あるという。
報道によると、中国の製造会社が、廃棄されたコンピュータから回収した鉛を使った可能性があるという。
ハムリーズのスポークスマンは、問題の製品を撤収すると発表し、「鉛が含まれていることは事前に知ることはできなかった。常にお客様の健康を重視している」と強調していた
中国製玩具の安全性は近ごろ国際社会の関心を集めている。
米国玩具メーカーのマテル社は今月初めに、鉛が含まれていたことから、全世界で合わせて百万個の中国製玩具を回収すると公表した。 玩具を製造した香港メーカーのオーナーは自殺した。
中国は17日に、国務院の呉儀副総理を担当に任命し、製品の品質と食品の安全を強化するためのグループを設立した。
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