【大紀元日本8月7日】中国国家海洋局は、最近公表した調査報告書で、「中国の迅速に発展する経済は、東部の近海水域に深刻な汚染をもたらした」と指摘した。
今年1月から6月までにまとめた報告書は、「多くの沿岸地域では、大量の汚水が処理されずに、水産物の養殖区域や観光地などの海域に排出されている」と報告している。
報告書によると、500箇所の汚染物排出を調査した結果、77%は汚染物排出量が基準を超え、42%は汚染物をまったく処理せずに、直接水産物の養殖海域などに排出していることがわかった。
また、同報告書は、深刻な汚染という調査結果を示しながら、「中国の近海汚染は、海産物の品質安全に影響がない」としている。
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