【大紀元日本7月2日】胡錦濤・中国共産党総書記は、香港訪問の2日目に香港返還10周年記念の様々なイベントに参加した。一方、香港市民支持愛国民主運動連合会(略称、支連会)、法輪功(ファールンゴン)など多くの団体も同じ時期に抗議デモ活動を行った。そうした中、民主派人士が胡錦濤・総書記がスピーチを行う会場に近づこうとする際に、警察と衝突した。
*香港各団体がデモ抗議、警察と衝突
支連会、天安門の母親、四五行動、前線および中国社会民主党などの団体は6月30日、湾仔より会場までパレード行進し、六四天安門事件の汚名返上、程翔氏などの解放を呼びかけた。香港立法法会の何俊仁氏、劉慧卿氏および梁国雄氏などの議員たちもパレードに参加した。梁国雄・議員によると、少し前に香港政府より30日夜に開かれる胡錦濤・総書記の歓迎パーティへの招待が取り消しされた
デモ抗議現場に警備が強化された(PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images)
警察と衝突発生(PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images)
民主派人士は普通選挙、六四天安門事件の汚名返上を求めた(PHILIPPE LOPEZ/AFP/Getty Images)
香港の多くの団体がデモ抗議活動を行った(中央社)
知らせを受けたという。
*法輪功学習者、平和抗議
約500人の香港法輪功学習者が開催された「平和・理性的、迫害に反対」の抗議活動も展開され、北京当局に対して、中国法輪功学習者への迫害を停止するよう呼びかけた。学習者たちは、胡錦濤・総書記の宿泊先「Grand Hyatt Hong Kong Hotel」前で抗議を行い、江沢民・前総書記、羅幹および李嵐清などに法における裁きが下されるよう呼びかけた。