カナダ首相、法輪大法週間に祝賀状 

2007/05/13
更新: 2007/05/13

【大紀元日本5月13日】カナダハーパー首相は5月10日、法輪大法週間(5月13日~19日)にあたり、カナダ法輪大法佛学会へ祝賀状を贈り、同学会のカナダ社会に対する貢献を高く評価した。

法輪功は全世界に伝え出されてから15周年を迎える。5月13日からの一週間を法輪大法週間として、全世界の主要都市で記念活動が行われる。

ハーバー首相は祝賀状で、「今年の『法輪大法週間』に際し、我が国家の多元化発展に貢献する大勢の法輪功修練者に、私は最も真摯な祝福を贈りたい」と述べ、「カナダの公民として、我々はカナダにおいて、開放的かつ寛容な価値観や、信教の自由を享受している。法輪功修練者を含めすべてのカナダ人は永遠に、これらの権利・価値観を当然のものととらえず、軽視しないことを心に刻むべきである」と書き記した。

カナダ法輪大法佛学会のスポークスマン・張照進氏によると、毎年の法輪大法週間に、さまざまな記念イベントが開かれている、ハーバー首相から祝賀状が贈られたのは、今回が2度目という。張氏は「いま、中共政権が法輪功学習者を残酷に迫害する真相が暴露されているが、カナダの政府と首相が中共の圧力に屈せず、公に正義を支持する勇気に感謝する」と語った。

また、張氏によると、ハーバー首相のほか、カナダ連邦や州、市などの各政府部門の関係者からも祝賀状や、褒章が贈られた。その詳しい内容は5月13日のトロントのタンタス広場での祝賀イベントの席にて公表するという。

1992年5月13日、李洪志氏は中国東北部の長春市で法輪功を世に伝授し始めた。法輪大法は(法輪功)は、宇宙の特性「真・善・忍」を根本の原理とし、修煉者は高い次元のレベルに到達できる。1992年以来、法輪大法は世界80ヶ国以上で伝授され、1億人近くが修煉に励んでいるという。

1999年7月から、中国政府は法輪功への集団弾圧を開始、すでに8年間続いている。2007年5月10日までに、法輪功関係のホームページ「明慧ネット」の情報などによると、3031人の法輪功学習者が迫害で死亡したことが確認されたという。2006年3月、生きた法輪功学習者の臓器を強制摘出・売買する臓器狩りが告発により明るみにされた。

(記者・方涵、騰冬育)