金正日総書記、日本車を凍結、日本政府の制裁に反発か

2007/02/21
更新: 2007/02/21

【大紀元日本2月21日】北朝鮮国内で日本車が故障したため交通渋滞をもたらしたことに対して、金正日総書記は北朝鮮にあるすべての日本車の使用を禁止したという。

韓国聯合通信社によると、この指令を通じて、金総書記が北朝鮮問題における日本側の強硬な態度に対する不満を表しているという。

韓国聯合通信社は、匿名関係者の談話を引用し、昨年北朝鮮が第1回目の核試験を行ったことに対して、日本政府が対北朝鮮の制裁を主張したことに関連していると示唆した。匿名関係者は「金総書記は、金日成遺体紀念堂を見学した後、帰途に故障した日本車が道路渋滞を引き起こした現場を目撃し、朝鮮民主主義人民共和国国防委員会に対して、全ての日本車の使用を禁止する指示を出した」と明らかにした。

報道によると、北朝鮮にある自動車の大半が日本製であることから、この指令は徹底的に実行できるかどうかは不明だという。

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