北京:30歳代男性自爆、現場写真記録は警察が押収

2007/01/18
更新: 2007/01/18

【大紀元日本1月18日】1月15日夜、北京市海淀区で東北出身とみられる30歳代の男性が自爆し死亡した事件が発生した。発生現場ではほかの負傷者はいなかった。

北京夕刊の報道によると、男性は15日夜6時31分に自爆し、体は爆破で砕かれバラバラになり、現場付近は肢体の一部と頭が道路に落ちており、壁には一たまりの血が残されており、爆発現場から十数メートル離れた路上に砕かれた体の一部が散乱していた。現場付近の家屋のガラスもすべて粉々に割れた。門と枠は爆風によって壊された家屋もあった。

現場付近の目撃者は「まるで地震のようだった。私はベッドで座っていたが、震度で跳ね上げられたのだ。すぐに外へ出て見たが、ゴミしかないと思った突端に、自分の足元に血だらけになっている人のすねが目に入り、びっくりして家へ走り帰った」と語った。

情報筋によると、警察は、現場取材に駆けつけた北京夕刊のカメラマンが取った写真記録をすべて強制的に消去させ、記者に対して取調べをした上、自発的に警察に譲渡した声明を強要されてから、カメラの保存メディアメモリを押収したという。

警察は自爆した男性の身元と自爆原因の調査を急いでいる。