【大紀元日本10月27日】北朝鮮が核実験で各国から非難を浴びている中、韓国与党ウリ党議長・金槿泰氏は40数人の議員を率い、北朝鮮の開城(ケソン)工業団地を訪ね、レストランの女性従業員とダンスしたことが報道された。核の非常事態に不謹慎であると、韓国世論からは厳しい非難の声が上がっている。
韓国グロバール時報によると、10月20日、北朝鮮開城工業団地で設立2周年記念の祝賀活動に参加した40数人の韓国与党議員らは昼食をとっていたが、その最中にウリ党事務総長の元恵栄氏、議長の金槿泰氏および議員の李美卿氏が席を離れて、女性従業員とダンスをしたという。
韓国メディアは、議長である金氏が緊迫した時期に訪朝し、女性従業員とダンスをするなどまったく「信じられない」と厳しく批判し、韓国与野党・各界からも非難の声が上がった。韓国最大野党のハンナラ党は、金氏が世論の反対を押し切って訪朝し、ダンスをしたことは「正気ではない」と攻撃し、国民に対して謝罪すべきだと譴責した。
金氏の行動は、与党内でも議論を引き起こしており、訪朝からダンス事件までの金氏の行動は軽率だったとする見方が多い。
(記者・童_xin_)