豪キャンベラ周辺で近くカンガルーに避妊薬が与えられることになった。数が増えすぎたためという。
一方、キャンベラの動物愛護団体も、カンガルーを処分するよりはましだとして、カンガルーに避妊薬を与える政府決定を、歓迎している。
アニマル・リベレーションの広報は、ロイターに「カンガルーを撃つよりはいい。首都で国のシンボルを殺すのは適切ではない」と述べた。
オーストラリアには現在、人口の3倍近い5700万匹の野生のカンガルーがいるとされ、穀物や不動産などに被害を与えている、という。
毎年、数百万のカンガルーを処分しているが、数は増え続けている。
[ロイター23日=キャンベラ]