豪キャンベラ、カンガルーに避妊薬

2006/08/23
更新: 2006/08/23

キャンベラ周辺で近くカンガルー避妊薬が与えられることになった。数が増えすぎたためという。

一方、キャンベラの動物愛護団体も、カンガルーを処分するよりはましだとして、カンガルーに避妊薬を与える政府決定を、歓迎している。

アニマル・リベレーションの広報は、ロイターに「カンガルーを撃つよりはいい。首都で国のシンボルを殺すのは適切ではない」と述べた。

オーストラリアには現在、人口の3倍近い5700万匹の野生のカンガルーがいるとされ、穀物や不動産などに被害を与えている、という。

毎年、数百万のカンガルーを処分しているが、数は増え続けている。

[ロイター23日=キャンベラ]

関連特集: