【大紀元日本8月14日】インドネシア衛生部は12日、西ジャワ州の17歳の少年がH5N1型鳥インフルエンザウイルスに感染したことを明らかにした。当局によると、少年は現在地元の病院で治療を受けているという。ジャワ島中部地震後は、特にバントゥル県では、鳥インフルエンザの鶏への感染が勢いを増し広がっているという。VOAが伝えた。
一方、カンボジア衛生省は12日、カンボジア東南部プレイベン州の家禽からH5N1型鳥インフルエンザのウイルスを発見したと発表した。衛生部は、同ウイルスを検出された鴨を飼育した農家では、すでに1000羽以上の鴨が死亡したことを明らかにした。カンボジア当局は、ウイルスの感染拡大を抑え込むために現在、残された鴨を処分しているという。
2003年より、主に東南アジア国家で鳥インフルエンザ感染による死者は140人に上っている。カンボジア当局衛生職員は、同ウイルスの変異によって、人と人の間の感染を懸念しているという。
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