WHO:鳥インフルエンザの人-人感染を初確認

2006/06/25
更新: 2006/06/25

【大紀元日本6月25日】世界保健機構(WHO)の調査でこのほど、鳥インフルエンザウイルスはすでに人から人への感染に変異したことが証明された。香港紙「明報」によると、インドネシアでは一家8人が感染し、7人が死亡したという。

WHOの専門家は、ウイルスは10歳男子の体内で軽微な突然変異を起こし、父親に伝染したと指摘、この感染例は実験室で遺伝子検査によって確認された鳥インフルエンザウイルスの人から人への感染の第1例であるという。

また、専門家は「今のところ、感染の拡大はすでに防がれた」と明かし、ウイルスの変異が軽微的なものであるため、慌てる必要はないと説明している。