【大紀元日本4月29日】中共当局が臓器移植するために、生きている法輪功学習者から臓器を摘出し、遺体を焼却することで証拠隠滅する事件は、国際社会より強い関心が寄せられた。陳総統は27日、「阿扁総統電子ニュース」のコーナーで、読者に対して、中共はひたすら事実を否定し隠蔽するのではなく、自ら調査し、同事件に関与する者を法の下に裁くべきであると指摘した。
中央社によると、陳総統は、中共は1999年に口実を作り、法輪功に「邪教」のレッテルを貼り、弾圧を行ったため、幾千万人の法輪功学習者が強制的に連行され監禁された。「宗教、信仰の自由を有する」に背く価値の下に、中共が法輪功に対する弾圧は、人々が共産政権の専制暴政に対して、さらに深く憎しみ徹底的に嫌うことを招くのみであると強く示した。
陳総統は、これに対して、宗教、信仰の自由が憲法で保障されている台湾にくらべ、政府の干渉はなく、至るところに法輪功の活動があるとし、これが民主自由と専制独裁の最大の違いであると強調した。
また、中共が生きている法輪功学習者から臓器を摘出し売買し、暴利をむさぼり、遺体を焼却し証拠を隠滅する行動に憤りを覚え、メディアに取り上げられた同事件は、すでに国際社会の強い関心を引き起こしたと示した。
陳総統は、中共当局は事件発覚して3週間が経過してから、中共当局がようやく事実否定の発表をし、国際社会に対して現地調査を歓迎することを示した。
陳総統は、関係者の情報によると、中共境界内における臓器移植手術回数は、他国に比べ明らかに高いことが分かったとし、中共が監禁中の法輪功学習者に対し、血液検査が行なわれていることも明らかとなった。また、中共当局は数年前に、国際社会に譴責された死刑囚や重刑囚人の臓器売買に鑑み、今回の事件は事実である可能性は極めて高いとの見解を示した。
陳総統は、中共はひたすら事実を否定し隠蔽するのではなく、自ら調査し、同事件に関与する者を法の下に裁くべきであると指摘した。さらに人権記録を検討し、政治改革を推進し、政府側の権力濫用および人権侵害を断ち切るべきであるとの意見を述べた。
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