北朝鮮次期総書記、金総書記の次男の可能性が高まった

2006/04/07
更新: 2006/04/07

【大紀元日本4月7日】韓国聯合新聞紙によると、北朝鮮金正日総書記の次男・金正哲(キム・ジョンチョル)氏が金総書記の後継者になる可能性がさらに高くなったことを示した。同紙は、北京の韓国料理レストランにいた北朝鮮の高官らは、金正哲氏の肖像が印刷されているバッチをつけていることからの推測を示した。

金正哲氏および弟の金正云氏は共に、金総書記の2度目の夫人・高英姫(コ・ヨンヒ)氏との間の子供で、夫人は2年前にガンで亡くなっている。金正哲氏についての情報は少なく、スイスへ留学し、NBA(米国バスケットボールのプロリーグ)のファンであることしか外界に知られていないという

金総書記のもう一人の息子・金正男氏は、2001年に偽造のパスポートで日本に入国した際に逮捕された事件により、後継者として最有力候補者から外されたという。

情報筋によると、金正男氏は少し前に女性と同伴し、ヨーロッパ旅行をしたという。米当局は、同氏が米ドル札の偽造にかかわっているとみられている。