【大紀元日本1月25日】米紙「ワシントンポスト」が発行する週刊誌「パレード」は今年の世界独裁者リストを掲載し、中国の胡錦濤国家主席は6位にランクインした。
同誌は毎年、人権組織の資料を基に世界各国の独裁者のひどさに対してランク付けている。去年と同じ、1位になったのはスーダン共和国のバシール大統領。続いて北朝鮮の金正日総書記は2位、ミャンマーのタン・シュエ議長は3位。去年4位だった中国の胡錦濤国家主席は今年第6位にランクインした。
同誌は中国の現状について、中国では1日当たりの収入1ドル以下が1億5千万人いるほか、毎年大量の政治犯が強制労働収容所に収容されており、マスコミとインターネットも政府の監視下に置かれていると説明した。さらに、北京オリンピックのために少なくとも40万人が強制退去させられているという。
同誌では独裁者について次のように定義している。「自国民に対して独断で、しかも法律の手段で位から退かせることができない国家指導者」。
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