【大紀元日本1月11日】 米国フロリダの大学教授夫婦が、キューバのスパイとして数十年情報収集していた容疑で起訴された。起訴状は9日、マイアミ法廷に提出、検察側によると、カルロス・アルバレス(61)とその妻エルザ(55)は、米国官僚と海外の反カストロ活動家たちの情報を収集、キューバに報告していたという。ブライアン・フレイザー検事によると、カルロス容疑者は1977年、エルザ容疑者は1982年からスパイ活動を開始したという。VOAが伝えた。
フレイザー検事は、「夫婦は短波通信機と暗号変換器を使って、キューバに情報を送っていた」と事件の経緯を明らかにした。米連邦捜査局の捜査官は、「今のところ、軍事的な情報が漏洩した証拠はない」と述べた。夫婦は、フロリダ国際大学に勤めていた。当案件の判事によると、保釈は認められず、次回審問は1月19日の予定。