【大紀元日本11月17日】航空自衛隊筋によると、防衛庁は2010年までにパトリオット(フェーズⅢ)誘導弾124発を装備するという。そのライセンス生産は三菱重工業が受け持つ。
このフェーズⅢ計画は、日米が合意した弾道ミサイル防衛システムの一部で、30億米ドルの予算が充当されている。第一次装備の弾頭32個は米国が生産し、残りは三菱重工業がライセンス生産する。
パトリオットが防空する最優先地区は首都東京周辺で、その後順次大都市六地区に拡大する。パトリオットが防御しない区域はイージス戦闘艦の防空能力に依存する。埼玉県、静岡県、岐阜県及び福岡県の航空自衛隊基地は2006年よりパトリオットの装備を開始する。
今年3月の日米合意でパトリオットの国内生産が可能になった。パトリオットは弾道弾を迎撃するミサイルで、防衛庁当局は北朝鮮のノドンに備えていると見られる。
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