湖南省:鶏を食べて亡くなった女児の遺体、その日に焼却

2005/10/31
更新: 2005/10/31

【大紀元日本10月31日】大陸の報道によると、湖南省湘潭において、病死した鶏を食べた後に女児が死亡した事件で、遺体は既に焼却され、当局は、死因を肺炎によるものと発表した。香港・明報サイトが伝えた。

南方都市報の報道によると、10月17日午前、湘潭県射埠鎮湾塘村の女児・賀茵ちゃん(10)は、湘潭市婦幼保健院において死亡し、その遺体はその日に焼却された。

報道が指摘したところでは、10月12日、女児は下校後に発熱し、鎮の診療所で点滴を受けた後に病状は好転した。しかし、13日午後の下校時に再度発熱し、その夜湘潭県第6人民医院に運ばれた。当直医師は、扁桃腺の軽微な発炎と診断し、後の説明では、気管支の感染症ということであった。

15日午後6時、女児は湘潭市婦幼保健院に移送されたが、16日早朝、呼吸のペースが速くなり、家族は状況が良くないと感じた。彼女を診た医師は、病状が非常に深刻で、彼女は危篤状態にあると述べた。二日目、女児は死去し、その遺体はその日のうちに焼却された。

湖南省衛生部官員の発表では、彼女の鳥インフルエンザの感染に係る検査結果は陰性で、死因は肺炎であった。しかし、彼女の詳細な病因については発表されなかった。