【大紀元日本7月20日】韓国の朝鮮日報の報道によると、韓国に亡命した北朝鮮最高人民会議(国会)の議員は、北朝鮮は、弾道ミサイルシステムなどに装備する核弾頭の開発を進めていることを明らかにした。中央社が伝えた。
今年72歳の金日道氏(仮名)は、今年5月韓国に亡命し、現在韓国国家情報院の調査を受けているという。
金氏は、「北朝鮮は4キロのプルトニウムで、重さ1トンの核兵器を製造したが、研究者ら自身も、この核兵器の威力に自信がないため、現在重さを500キロに減量した小型核兵器を開発している、北朝鮮が製造したミサイルを売りさばくために、台湾を訪問することもあった、今、北朝鮮は小型潜水艦や識別しにくい軍服、3万人の特殊部隊に装備する武器などの製造に着手している」と暴露した。
金日道氏は北朝鮮第11回最高人民会議の議員で、軍需品産業を主管する「第2経済委員会」の管轄下にある海洋工業研究所(北朝鮮のミサイルなどの武器を開発や販売する専門機構)に、研究員として勤めていた。
金日道氏は、元々韓国に在住していたが、後に北朝鮮に拘束された。今年5月、第三国経由で韓国に亡命した。家族は北朝鮮に残されている。
韓国政府は、この報道の事実関係について、コメントを控えている。