【大紀元日本7月18日】インドネシア保健部長・スーパリ氏(Siti Fadillah Supari)は15日、ジャカルタ市近郊で一家3人が鳥インフルエンザに感染し、死亡した疑いが強いと発表した。インドネシア政府は、今慎重に調査しているという。
「もし事実であれば、インドネシアでは、初の鳥インフルエンザ感染症による死亡例である。今断言できるのは、死因はSARSでないことであり、父親と娘さんの検査結果が違うために、多くのサンプルを香港で再検査することにした。結果は一週間以内に出る。」とスーパリ氏は語った。
死亡した人は、生前鳥類と接触した痕跡がないため、人から人への感染である可能性が高いのではと、同氏は憂慮している。
先月、インドネシア政府は、家畜養殖場の従業員が鳥インフルエンザに感染したことを公表したばかりで、その後、この従業員は順調に回復したという。
WHO(世界保健機構)は、インドネシア政府と緊密に連携し、状況を観察していくと表明した。
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