中共の残酷な迫害にも屈しない 強靱な意志

2005/05/16
更新: 2005/05/16

【大紀元5月16日】今年5月13日は法輪功が伝えだされて13周年の記念日であり、法輪功の創始者・李洪志氏の54歳の誕生日でもある。そのため、この日は法輪大法デーとして名づけられた。毎年、世界各地の法輪功学習者は各民族の人々と一緒にこの喜ばしい日を迎えている。

中国大陸の法輪功学習者は様々な苦難を経て、強靭な意志を持ってこの6年近く続いている残酷な迫害に耐え、決して真・善・忍に対する信念を放棄しようとしなかった。中共による残酷な迫害の中で、法輪功は撲滅されることなく、かえって凄まじい勢いで全世界の78カ国と地区に広まった。中でも、アジア太平洋地域、北米、南米、ヨーロッパの殆どの国々、及びアフリカの一部の国が含まれている。

5月5日、香港の最高裁判所は三年前に国際的に注目されていた「法輪功学習者道路使用妨害」の訴訟に対して最終判決を下し、法輪功学習者に対する全ての告発を棄却し、香港住民の言論・デモの自由を守ることができた。中共の強権による不当な圧力の下、香港人は再び正義を選択したのである。  

また、韓国にも5月13日、朗報が届けられた。中共に不法に拘束された朝鮮族法輪功学習者高成女は韓国社会の呼びかけによって、救出された。彼女の救出活動の中で、23万人の韓国国民が署名に参加し、24名の国会議員は救援チームを立ち上げ、71の議会と団体は救出を訴える決議を採択した。韓国のマスコミもこの事件について注目し、応援している。さらに、韓国の民間団体は高成女救援委員会を成立した。

78ヶ国に広がる法輪功

今、法輪功は既に78ヶ国(地区)の人々に愛好されている。世界各地の法輪功学習者は地域の一員として、支持され、尊重されている。彼らの奉仕の精神は各地で褒章されている。

米国ジョージア州の州知事は2005年5月13日をジョージア州の「世界法輪大法デー」と名づけた。これまで、世界各国政府、議員、団体が法輪大法とその創始者に与えた褒賞と支持の決議案は既に2490件を超えている。

中国と同じ文化背景を持つ台湾では、1995年4月法輪功が台湾に伝わって以来、十年間で、30万~50万の学習者に達し、1000近くの煉功点が開設されている。ほぼ台湾全土の各地区に煉功点が設けられている。法輪功は台湾の政府部門、立法院(国会)、地方議会、弁護士団体に支持されており、陳水扁総統と呂秀蓮副総統は少なくとも、十数回にわたり、公の場で法輪功に応援を送った。また、台北市長の馬英九も自ら法輪功の集会に出席したことがある。

中共の不当な圧力にも屈しない勇気

6年の迫害の中で、法輪功学習者は中国の国家機関による弾圧に屈服することなく、政府のコントロール下にあるマスコミのでっち上げの宣伝に対して、学習者自ら生活費を節約したお金で真実を伝えるチラシを作成し、配布し続けてきた。中国政府は、全世界で弾圧を行っているが、法輪功学習者は強靭な意志で人々に真相を伝えている。

大紀元の特別寄稿者・張傑蓮氏は「法輪功が人類の歴史の中で、神しかできないことをやり遂げた」と法輪功学習者の精神を高く評価し、さらに世界の最も残酷な中共政権を相手に、国家を上げての弾圧を前に、法輪功学習者が「撲滅されることなく、真・善・忍を全世界に広め、その勢いはますます強くなっていく一方である。しかし、中共はこの五年の弾圧の中で、活力を失い、寿命が短縮された。さらに、乙酉年に『九評』が出版され、中共の党文化に致命的な一撃を加え、その崩壊はもうすぐやってくる」と述べた。

さらに、「当初中共の首魁は法輪功が中共から民心を奪ったと言ったが、法輪功は確かに人を救っており、世の人々を救い済度している。この角度から見れば、法輪功は邪霊から人々を取り戻そうとしている。命は尊いものであり、法輪功の弟子は真相を伝える方法で、中共に騙され惑わされた多くの生命を目覚めさせ、まさに人類の歴史上、精神面において最も雄大な正と邪との戦いを行っている。その道徳と勇気は天地を震撼させ、世の人々が感服せずにいられない」と法輪功学習者の不屈の勇気を評価した。

(記者・王珍)