【大紀元日本5月15日】ハーバード大学のニーマン基金は、2008年に北京で開催されるオリンピックで報道の自由をいかに扱うべきかについて、中国の記者にトレーニングを行っているが、先日、この協力関係を解消すると発表した。
この基金の責任者によれば、中国では中共がこれまでマスコミをコントロールしてきたことから、基金の元メンバーらがこのプログラムに強く反対しており、現在のメンバーも中共のマスコミに対する抑圧に高い関心を持っているという。基金は、このプログラムの協賛者であったが、基金の名声を考慮し、誤解を避けるために、この協力関係を解消したい意向である。
ニーマン基金は現職の記者に奨学金を支給し、研究を行うための環境を提供している。毎年アメリカの記者と外国記者がそれぞれ12名招聘され、ハーバード大学で学術研究を行っている。
(新唐人テレビ局)