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参政党・神谷代表 参院選議席目標を大幅引き上げ20議席に

2025/07/18
更新: 2025/07/18

参政党の神谷宗幣代表は2025年7月18日、岐阜市内で街頭演説を行い、今年の参議院選挙における獲得議席の目標をこれまでの6議席から大幅に引き上げ、20議席とする意向を明らかにした。神谷代表は「20議席あれば予算を伴う法案の提出が可能となる」と述べ、有権者に対し「20議席をください」と支持を呼びかけた。

当初、参政党は参院選で6議席の獲得を目標としていたが、複数の報道機関による情勢調査で同党の支持が拡大していることが示されており、この状況を受けて目標を引き上げたとされる。神谷代表は演説の中で「予算に繋がる法案が出せる20議席を必ず確保したい」と強調し、国政における影響力の拡大を目指す姿勢を鮮明にした。

また、神谷代表はSNS上での参政党関係者アカウントの削除など、言論空間における規制への懸念も示した。「言論空間が戦場のようになっており、異なる意見がネットから消されることは言論の自由に対する重大な問題である」と述べ、規制撤廃を訴えた。

参政党は「日本人ファースト」を掲げ、外国人問題を強く訴える政治姿勢が特徴であるが、この点については一部から「差別的」との批判も存在している。神谷代表はこれに対し「差別を望んでいるわけではなく、反日的な動きに対抗する立場で戦っている」と反論した。

今回の目標引き上げは、同党の選挙戦略における重要な転換点となり、夏の参院選に向けて注目が集まっている。具体的にどの選挙区で議席を獲得するのか、また実際に20議席獲得に至るかは今後の動向を注視する必要がある。

エポックタイムズの速報記者。東京を拠点に活動。政治、経済、社会を担当。