小林製薬は22日、腎疾患等の健康被害が拡大する恐れがあるとして、紅麹を使った機能性表示食品を自主回収すると発表した。
小林製薬が自主回収すると発表したのは、「紅麹コレステヘルプ」「ナットウキナーゼさらさら粒GOLD」「ナイシヘルプ+コレステロール」の3商品で血圧やコレステロールを下げる効果をうたった健康食品。
小林製薬によれば、機能性表示食品「紅麹コレステヘルプ」を摂取した人が腎疾患等を発生したとの報告を受け、製品に使用している紅麹原料の成分分析を行った結果、一部の紅麹原料に当社の意図しない成分が含まれている可能性が判明したという。
NHKによれば、体調不良が報告された患者の数は13人で、一時6人が入院したという。
現時点でこの成分の特定や本製品の腎疾患等との関連性の有無の確定には至っていないとしつつ、健康被害が拡大することを防ぐための予防的措置だとしている。
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