[ラヨーン(タイ) 28日 ロイター] – タイ軍と米軍が主催する東南アジア最大級の多国間軍事演習「コブラゴールド」が28日に開始された。30カ国から7394人が参加する。
同演習は1982年から実施されている。中国との競争が激化する中、米国にとってアジアでの同盟関係強化に向けた重要な役割を担っている。
米インド太平洋軍のアキリーノ司令官によると、米軍からは合計で約6000人が参加し、過去10年で最大となる。期間は3月10日まで。
同司令官は「自由で開かれたインド太平洋を維持し、全ての国が平和、安定、繁栄を維持できるようにする」ために、いかに協力して対応するかを示すものと重要性を強調した。
米国大使館の声明によると、今年は宇宙防衛に関する訓練も初めて実施する。
コブラゴールドには米国とタイのほか日本、インドネシア、マレーシア、シンガポール、韓国の7カ国が全面参加。
中国、インド、オーストラリアは人道支援活動の訓練に参加している。
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