美しさと喜びに浸ることで、一時的であっても、苦痛を和らげることができる。元会社経営者のウォルター・ディクソンさんは、家族と神韻の公演を見に来た時、席に向かうときは杖をついていたが、公演後は杖なしで劇場を後にした。

「普段は杖を使っていますが、今は使っていません。私は杖なしで立っています。私はパーキンソン病で、ここに入るのにも苦労しました。しかし公演の後、私は歩いて劇場から出てきたのです。何が起こったのか分かりません」とウォルターさんは語った。

ニューヨークに拠点を置く神韻を鑑賞したウォルターさんは、肉体的苦痛を忘れる事ができただけでなく、落ち着きを得られ、リラックスすることができた。

「本当に全てが癒しであり、心が落ち着きました。私はとても信心深く、今日は5時半に教会に行くことになっていましたが、教会を休んでここに来ました。そうして良かったです」と彼は言った。

中国5000年の文明は、華麗な神話と伝説的な英雄たちを生んだ。また、中国共産党が政権を取る前まで、中国には深い精神的信仰があった。

「その宗教的な部分、つまり中国は前までそのような国だったということに私は感動しました。私は共産主義に対抗するための本当の闘いを知っています。信じられません。無神論は世界を救うものではなく、ある種のより高い力が世界を救う事を語っていて、それは公演の中でとても明白でした」とウォルターさんは話した。

中国の文化は神から授かったものであり、神韻は地球上の人々がもともと天から来たものであり、私たちにはそこに戻るチャンスがあると語っている。

「私たちは天国から来て、そして天国に戻るのだと思います」 とウォルターさんは語った。

神韻のダンサーたちは中国古典舞踊の訓練を受けている。彼らのダンスの技術と神韻の特許取得済みのバックスクリーン技術が融合し、想像できるかぎり、どんな所にでも観客を連れて行ってくれる。

「これは信じられません。とてもプロフェッショナルで、一流です」と彼は言った。「彼らはスクリーンの中で飛んでいました。素晴らしい。こんなのは見たことがありません。必ずまた観に来ます」

オリジナル記事：英文大紀元「The Healing Power of Shen Yun」

（翻訳編集・ウィル・ジャン）