[ベルリン 10日 ロイター] – ドイツのショルツ首相は10日、ロシアがウクライナに軍事的侵攻を行った場合、経済的・政治的に「深刻な」結果を招くと警告した。一方、独とその同盟国はロシアと対話の用意があり、平和を望んでいると付け加えた。
同首相はこの日、ウクライナ情勢を巡ってバルト3国の首脳とベルリンで会談した。会談で記者団に対し「現在の課題は、欧州での戦争を防ぐことに他ならない。我々は平和を望んでいる」と述べた。
リトアニアのナウセーダ大統領は会談後にビデオ声明を発表し、会談では経済面、財政面、「道徳面」での支援など、「ウクライナへの真の援助」について話し合ったとした。
バルト3国は、北大西洋条約機構(NATO)が東欧諸国の対ロシア防衛強化において、独がより大きな役割を果たすことを望んでいる。
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