九州・トカラ列島で地震活動活発化 気象庁が注意呼びかけ

2021/12/06
更新: 2021/12/06

鹿児島県南部のトカラ列島近海で4日午前12時以降に地震活動が活発化していることについて、気象庁は今後数日間程度にわたって地震活動に注意するよう呼びかけている。

気象庁の発表によると、6日午後6時までにトカラ列島近海では震度1以上の地震が170回以上観測されている。悪石島では5日に震度4を観測したほか、震度3以上の地震を複数回にわたって観測している。

同地域は以前にも活発な地震活動が観測されている。気象庁によると、今年4月にも265回以上の地震が観測され、そのうち10日と12日には悪石島で震度4の地震が観測された。2000年10月の震度5強の地震では、水道管の破損や学校校舎壁面に亀裂が入るなどの被害が出た。

政治・安全保障担当記者。金融機関勤務を経て、エポックタイムズに入社。社会問題や国際報道も取り扱う。閣僚経験者や国会議員、学者、軍人、インフルエンサー、民主活動家などに対する取材経験を持つ。