ハーバード大学、中国語学習コースの提携先北京から台湾に変更

2021/10/14
更新: 2021/10/14

ハーバード大学は2022年から、同大の中国語夏季集中講義の提携先を北京語言大学(BLCU)から台湾大学に変更すると明かした。

講義の名称も、「ハーバード北京アカデミー」から「ハーバード台北アカデミー」に変更するという。

ハーバード大学の日刊紙、ハーバードクリムゾン(The Harvard Crimson)によると、「近年、北京側の態度がますます強硬になり、宿泊施設の質も下がった。ハーバード大学は北京の代わりとして、台湾の名門大学である台湾大学との提携に決定した」という。

同大学の中国語プログラムの責任者である劉力嘉(Li Chia Liu)教授は、「この数年、教室や宿舎の確保が困難だった」「私たちの学生は、米国の国家を歌ったり、独立記念日を祝ったりしてはいけないと警告された」と明かした。

「この非友好的な態度は、米国に対する北京当局の態度の変化による可能性がある」と、劉氏はハーバードクリムゾン紙に語った。

(翻訳編集・李凌)