[ストックホルム 6日 ロイター] – スウェーデン王立科学アカデミーは6日、2021年のノーベル化学賞を、不斉有機触媒を開発した独マックス・プランク研究所のベンジャミン・リスト氏(ドイツ)と米プリンストン大学のデビッド・マクミラン氏(英国)の2人に授与すると発表した。
発表文は「有機触媒は数多くの化学反応のために使用できる。このような反応を利用し、研究者らは新薬からソーラーセルの光を捉えられる分子まであらゆるものをより効率的に構築することが可能になっている」と表明。これらの触媒は環境に優しく、安価に生産できると指摘した。
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