<写真>ブルーインパルス、空に五輪描く 東京、長野に次ぎ3度目「一生の思い出になった」

2021/07/23
更新: 2021/07/23

7月23日、航空自衛隊のアクロバット飛行部隊「ブルーインパルス」は東京五輪・パラリンピックの開幕に合わせて、展示飛行を行った。国立競技場上空では、1964年以来の青、黄、黒、緑、赤のカラースモークによる五輪マークを描いた。ブルーインパルスによる五輪に合わせた飛行は、1964年の東京大会、1998年の長野大会に続き、3度目。

航空自衛隊「ブルーインパルス」が東京上空に通過する様子。(防衛省 航空自衛隊 @JASDF_PAO)

航空自衛隊から事前に発表されたコースによれば、12時40分頃から12時55分頃に東京都庁を通過し、東京タワー、東京駅、東京スカイツリー、国立競技場上空を飛行した。都心でその様子を鑑賞した人々は、その一矢乱れぬ飛行に歓声をあげ、描かれた5色の輪が空と一体化していくのを見守った。

松島基地を拠点とするブルーインパルスは入間基地に移動し、23日には出陣式を行った。「共に前へ Go Together」のスローガンをツイッターのハッシュタグとして掲げた。松島基地司令は、「後世に受け継がれ、歴史に残る重要な任務である。任務の成功を祈る」と激励したという。

オンラインでも、飛行を鑑賞した人々からは、航空自衛隊や松島基地のソーシャルサイトアカウントに、「飛んでる姿すごくかっこ良かったです」、「とても明るい気持ちになりました」、「最高の演出でした」「一生の思いでになりました。すばらしい感動ありがとうございました」と書き込みが相次いだ。

岸信夫防衛相も当日、「ブルーインパルス展示飛行が無事終了。お疲れ様でした!」と写真を掲げてツイートした。

入間基地で行われた、ブルーインパルスの出陣式(防衛省 航空自衛隊 @JASDF_PAO)

(佐渡道世)