法輪功迫害22周年、IPACから非難声明 迫害を終わらせるよう呼びかけ

2021/07/20
更新: 2021/07/20

国際的な超党派の議会連盟である「対中政策に関する列国議会連盟(IPAC)」は7月19日に、法輪功迫害22周年に関する声明を発表した。政治指導者や国の代表に対して、この弾圧を終わらせるために立ち上がり、声を上げようと呼びかけた。

22年前の1999年7月20日、中国共産党は法輪功学習者に対する迫害を始めた。IPACは声明で、「この厳粛な記念日に、チベット仏教徒、キリスト教徒、ウイグル人をはじめとするテュルク系の民族など、中国政府によって迫害されているすべての民族的・宗教的少数派を思い起こす」と表明している。

欧米主要国19カ国の議員らが参加するIPACは、過去20年間、中国では何十万人もの法輪功学習者が投獄され、最も過酷な拷問を受けてきたと指摘している。

特に問題視されているのは、中国で法輪功学習者や良心の囚人の臓器が強制的に摘出されている、とのことだ。英国で開かれた、国際人道犯罪を裁量する独立組織「民衆法廷」が行った検証では、強制臓器収奪は広範にわたって、国家的かつ組織的に行われていると結論づけた。

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IPACは民主主義国家に対して、「強制的に摘出された臓器の取引や使用を世界的に止めるために行動する」と呼びかけた。さらに中国政府は、中国国内のすべての人々の人権を守るために責任を負わなければないと非難を表明した。

(蘇文悦)