中国中部の河南省商丘市柘城県にある武術養成学校で25日早朝、火災発生、18人が死亡した。中国メディアによると、出火原因は不明だという。
事故直後、地元政府は18人死亡し、16人が重軽傷を負ったと発表したが、その1時間後に負傷者の人数を6人に修正した。
同養成学校は寄宿制で、受講生は7~16歳で、当時オーナー夫婦を含む34人が校内で就寝中だったという。インターネット上の情報によると、学校の電力設備は老化が進み、また、非常用通路は日頃から塞がれていたという。
負傷者人数の修正は同省トップの楼陽生・党委書記が現場に出向いた後に行われた。一部のネットユーザーは改ざんの恐れがあると指摘した。
中国では現在、7月1日の共産党結党100周年の記念日を控えており、各地政府は事故防止の徹底を求められている。
湖北省十堰市の市場で13日、25人が死亡したガス爆発事故が起きたばかりだ。
(翻訳編集・李沐恩)
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