両院共和党議員の約9割、バイデン氏の当選を認めない

2020/12/07
更新: 2020/12/07

ワシントン・ポスト紙の最新調査によると、共和党議員の大多数はバイデン氏の当選を認めていないことがわかった。

同調査は両院の共和党議員249人を対象に行われ、9割近くの222人がバイデン氏の当選を認めていない。また90%近くが、勝者が誰であるかを示さなかったという。

一方、アリゾナ州共和党のポール・ゴサー(Paul Gosar)下院議員とアラバマ州共和党のモー・ブルックス(Mo Brooks)下院議員らは、トランプ氏が選挙に勝ったと公に主張している。

トランプ大統領が12月2日、「おそらくこれまでで最も重要なスピーチかもしれない」と称した46分のビデオが公開された。調査はその後に行われた。

再選を目指すトランプ大統領は同スピーチの中で、「米国人は最大の特権である選挙権を持つべきだ。これから2020年の選挙で起きた大規模な詐欺と不正行為を暴き、また攻撃を受けている米国の選挙制度を守ることを決意している。米国の法律と憲法を守るという大統領としての至上の責任を果たす」と表明した。

トランプ氏を支持するブルックス議員は、連邦議会で全選挙人の投票を集計する来年1月6日、議会の合同会議(Joint Session of Congress)で異議申し立てを行う予定であると述べた。

ブルックス議員は、今回の選挙結果は盗まれたとし、合法的な票だけを数えればトランプ氏が勝者であるため、議会の認定もこれを反映すべきだと主張した。

選挙詐欺の問題はまだ解決していないが、民主党大統領候補のバイデン氏は当選を発表した。しかし、多くの州でさまざまな選挙詐欺事件が暴露され続けている。ペンシルベニア、アリゾナ、ミシガンなどのスイング・ステートで最近行われた公聴会の中で、多くの証人がさまざまな選挙詐欺や不正行為を暴露した。

(大紀元日本ウェブ編集部)

 

関連特集: