12階建て、55メートルほどの高さのある江蘇省の大型商業ビルが、もうもうと噴煙を上げて崩壊し、一瞬のうちにがれきになった。この解体工事を、目撃者が撮影した動画がネットに出回っている。ビルの近くには、事前に解体のことを警告されていない通行人たちが、驚いて、あわてて現場を走り去る様子が映っている。
上海から約130キロメートル西北に位置する常州市で、一時は市内一の規模と高さを誇った商業ビル。撮影は4月30日とみられる。
地元の報道によると、この解体する目的は、新たな鉄道を建設するためだという。
中国国内のSNSに、ビル崩壊の瞬間を撮影した動画がでまわっている。巨大な噴煙が通行人らを飲み込んでいく様子が収められている。
常州市の当局者は、解体前に、解体するビルの周辺道路は一時交通停止にしたと主張しているが、倒壊の最中のビルの前の道路には、自動車が通過していくのが映っている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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