【大紀元日本1月26日】香港のある宝石店は23日、3600万香港ドル(約5.4億円)相当のダイアモンドのネックレスが盗難に遭った。防犯カメラの映像から、実行犯は12歳の女児である可能性が高い。香港英字紙サウスチャイナ・モーニング・ポストが24日、伝えた。
盗難に遭ったのは尖沙咀 (チムサーチョイ)にあるショッピングモール「ヘリテージ1881」に入る宝石店。警察によると窃盗グループは12~14歳とみられる女児と、2人の女、1人の男の計4人で家族に扮して来店した。
犯行は「非常に計画的」だ。警察の発表によると、身なりが良く、北京語を話す30~40代の男女3人が店員の気を引きつける間に、女児が店の引き出しからカギを盗み、ディスプレイを開け、宝石をポケットへ滑りこませた。わずか120秒の犯行だった。
犯行後の防犯カメラに、モール内を歩く女児の姿が映っている。その後、女児は急いでタクシーに乗り込み逃走した。ほかの3人は何事もなかったかのようにモール内に残ったという。
盗難されたネックレスは30個以上のダイアモンドで装飾された、合計100カラットに相当する高級ジュエリー。
香港警察は窃盗グループが香港から脱出するとみて、捜査網を強化している。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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