【大紀元日本1月16日】2014年4月16日、韓国の大型旅客船「セウォル号」が沈没し、死者行方不明者304人を出す大惨事となった。
韓国の中国語メディア「奮闘在韓国」が微博のアカウントで13日に投稿した書き込みによると、この事故で息子を失った父親は息子がかつて使用していた携帯電話に「パパを忘れないでね」とショートメールを送ったところ、「パパ、愛しているよ」という返事が来たという。
返事したのは現在、この番号を使っている人。電話を購入した当時、父親は息子の誕生日の数字が入っているこの番号を選んだという。現在の持ち主もこの数字は自身にとって特別な意味があるから、この番号にした。メールの最後に「息子さんに会いたくなったら、いつでもこの番号にメールを送ってください」とのメッセージも添えられている。
(翻訳編集・江音)