【大紀元日本1月15日】湖南省長沙市内にある工事現場の壁に描かれた腐敗風刺画は「表現がリアル過ぎ」との理由で消されることになった。
全部で33枚の風刺画の作成者は不明。工事現場はここ数年放置されており、いつ描かれたのかも不明だという。
風刺画には不正に利益を得るための数々の手段が描かれている。ある画には「幹部は領収書の改ざんや二重請求、談合などで暴利を得ている」など具体的な指摘もあり、「汚職は国も家庭も害している」との痛烈な注意書きもある。
中国当局は「批判的な内容ばかり」と風刺画を問題視し、消去を決めた。風刺画の内容に対して、ネットユーザは「とても良い内容だ」と評し、「腐敗幹部はこれを目にするたびに、心に刺さる思いだろう」と消去の理由をおもんぱかった。