【大紀元日本11月12日】バクラ・オバマ米大統領が10日午前9時、アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会合に出席するため、専用機で北京に到着。中国の国営テレビ局・中央テレビ(CCTV)は生中継で伝えたが、誤報や事実と相違する報道が相次ぎ、中国ネットで「セリフ暗唱の生中継」と批判の声もあった。
中央テレビ局の女性アナウンサーは生中継で、数回にわたりオバマ大統領を「オバマ総理」と呼び、オバマ氏が飛行機から小走りで降りる様子を、「オバマ総理が緩やかに飛行機から降りてきた」と誤って伝えた。
また、オバマ大統領は10日夜、莫大な金をかけて建設された中国のオリンピック水泳施設「ウォーターキューブ(中国語:水立方)」で行われた国賓歓迎会への出席の際、ガムを噛みながら車から降りてくる様子が生中継で映された。こうしたオバマ大統領の「常識外れ」の動作及び中央テレビのミス続出の生中継が一時的にネットユーザーの間で大きな話題を呼んだ。
「オバマ総理って、北京に入ると格下げされたのか」「地方テレビ局の場合、文字1つのミスに500元(約9500円)の罰金を課すって聞いたことがあるが、今回のCCTV生中継は罰金いくらだっけ?」「アナウンサーがセリフをかろうじて暗唱できたのに、合わせて演じてくれないなんて無礼なやつだ」「生中継って、決まりきったセリフの暗唱だけで、融通が利かない。融通効く勇気もないのか」
(翻訳編集・王君宜)
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