【大紀元日本10月8日】中国の習近平主席が北京の慶豊中華肉まん店で注文したメニューが「主席定食」と名付けられた。また、夫人の彭麗媛氏が上海豫園飯店で食事をした際のメニューを店側は「第一夫人セット」と名付けた。1日から始まった大型連休の期間中、この二つの人気料理を求める観光客が途絶えなかった。
去年12月28日、習主席は北京西城区の慶豊中華肉まん店で肉まんを食べた。習主席が肉まんを買う様子が写真に撮られ、ネット上で大きく伝えられた。そのため、多くの市民や記者がこの同店に押し寄せ、21元(約370円)の「主席定食」を注文した。
同店北海公園店では、店員は慣れた様子で「豚ねぎの肉まん6個とレバ炒め、からし菜あえの主席定食」を紹介した。休暇期間中は観光客の数が激増し、ピーク時は行列に10分から15分並んで待つこともあったという。
「主席定食」の爆発的な人気に匹敵するのは、上海豫園飯店が新発売した「第一夫人セット」だ。メニューは「ひょうたんケーキ」や「ミニちまき」など小さく精巧な上海伝統菓子の4点セットで38元(約670円)である。一日限定100セットの「第一夫人セット」は観光客に絶大な人気を得ている。中には開店5時間前から並ぶ顧客もいた。
一方、「主席定食」と「第一夫人セット」のほかに海南省では「総理セット」が出現した。今年4月11日、李克强・国務院総理は海南省海口市で調査研究をしていた時に立ち寄ったコンビニでココナッツチップとココナッツミルク・クリスプロール各1箱を合計19元(約330円)で買った。その後、店側はそれらを「総理セット」と命名し販売すると、瞬く間に完売してしまったという。
(翻訳編集・鈴木真弓)
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