【大紀元日本9月9日】8月初旬に健康不良を理由に入院していた江沢民元国家主席はすでに退院し、いまは自宅で当局の監視下に置かれているとみられる。その治療を担当した医療関係者に近い情報筋が大紀元時報米国本社に明かした。
その身体特徴から、「カエル」と揶揄されている元国家主席。世論の逆風は強まる一方だ。
かつて江沢民派の支配下にあった広東省では、全国5大夕刊紙の一つで同省政府の機関紙「羊城晩報」が8月30日、ワクチン濫用防止をよびかける記事で、体中に点滴チューブを差し込まれている巨大カエルの漫画を載せたため、「入院中の江沢民を例えている」と巷から笑いと拍手が沸いている。
長年、江沢民派の宣伝道具だった国営中央テレビ(CCTV)にも異変がみられ、近く「水煮金蟾(和訳・茹でヒキガエル)」というコメディ映画を放送する予定。映画の内容は、ヒキガエルとも江沢民派ともまったく無関係だが、そのタイトルは元国家主席への嫌味と思われ、国内メディアは相次ぎ放映情報を伝えた。
外国なら、これらのことはごく普通だが、報道の自由が厳しく制限される中国では決して尋常ではない。このため、インターネットでは大きな話題となっている。
また、ネットでは元国家主席の死亡説も流れたが、デマだとわかった。
あるネットユーザは「江沢民の生死はどうでもいいことだ。重要なのは、絶対多数の国民がその死を待ち望んでいること」と書き込みした。
(翻訳編集・叶子)
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