乗客が飛行機近くで喫煙 航空会社は賠償

2014/09/03
更新: 2014/09/03

【大紀元日本9月3日】中国聯合航空(China United Airlines)は8月30日、成都発北京行きの便の乗客の喫煙を停止できず、安全保障を怠ったとして抗議を同便の乗客から受けた。同航空は9月1日、謝罪賠償金1800元を一部の乗客に支払った。中国青年報などが8月30日、伝えた。

この飛行機は悪天候のため山西省太原市へ一時着陸した。2~3時間の停車中、機内の燃料タンクの側の階段で乗客5人が喫煙を始めた。抗議した乗客の目撃証言によると、客室乗務員は喫煙を制止することなく、喫煙者の「水をもってくるように」との要求に応じていたという。

北京に到着すると同時に、約30人の乗客らが航空会社側に抗議するため空港に留まった。抗議者の話では、機長は「私の許可があれば喫煙できる」と言ったという。

後日、中国国際航空は正式な謝罪を発表した。この乗客らは搭乗前のボディ・チェックを避けて煙草とライターを持ち込んだという。また客室乗務員らに過失があれば「厳しく処分する」と述べた。

(翻訳編集・佐渡 道世)