【大紀元日本7月18日】英紙デイリー・メールの15日の報道によると、ロシアのシベリア北部ヤマル半島で直径およそ80メートルの巨大な穴が発見された。その形成メカニズムはまだ解明できていない。
巨大な穴を発見したのは、現地上空を飛行していたヘリコプターの操縦士。その穴の直径は約80メートルで数機のMi-8型ヘリコプターを収容できる大きさだという。専門家が調査した結果、穴の縁には焼け焦げた痕跡が残っていたため、穴の内部で激しい燃焼が起きていたと推測されている。
現地にはロシアの天然ガス田があるため、地球温暖化による地下爆発という専門家の意見がある。また、UFOの墜落、隕石の衝突などの諸説もあり、ロシア当局は調査に乗り出している。
これまでに、世界各地で大規模な地面陥没による穴が発見されている。
2013年12月12日、中国四川省広元市朝天区で地面が陥没し、11棟の住宅が埋没した。穴の大きさは長さ約60メートル、幅約40メートル、深さ約30メートル (ネット写真)
デイリー・メールの4月7日の報道によると、カザフスタン東部のリッデル市で、わずか数秒の間に地面が陥没し、一棟の住宅がまるごと呑み込まれた。現場に幅約70メートル、深さ約30メートルの巨大な穴ができた (スクリーン・ショット)
2007年の2月23日にグアテマラの首都グアテマラシティにできた陥没穴は深さ約100メートルにもなる (ネット写真)
中央アメリカのベリーズのベリーズ珊瑚礁保護区にある直径約313メートルの巨大なグレート・ブルーホール (ウィキペディア)
(翻訳編集・叶子)