【大紀元日本6月20日】米テキサス州でこのほど、摩訶不思議な交通事故が発生した。同州在住夫婦のそれぞれが運転していた車が正面衝突し、2人とも死亡した。
現地メディアの報道によると、4日午前10時ごろ、ウィルバーガー郡北部のマーハードプール農場付近の幹線道路第87号線で事故が起きた。
現場に駆けつけた警察の調べによると、両方の車には運転手一人しか乗っておらず、2人とも死亡した。現場に残された身分証明書から、驚いたことに、二人は若い夫婦で31歳の夫と26歳の妻だった。
現場検証の結果、事故の原因はスピード違反で、当時2人ともシートベルトを着用していなかった。
事故当初、警察当局は殺人または自殺と疑っていたが、捜査の結果、この夫婦は数カ月前から別居しており、まったく音信不通だった。
警察は、さらに調査を進めているという。
偶然にも18年前の1996年、パリでも同様の自動車衝突事故が起き、死亡した2人の運転手も夫婦だった。
「家族や親戚は縁で結ばれている」という言葉もあるが、これらの場合、悪縁だったのかもしれない。
(翻訳・白凡)