【大紀元日本5月9日】国営中国日報は8日、中国アメリカ間を高速列車で繋ぐ計画を立てていると報じた。計画の詳細は明かされていない。
提案された計画によると、米ロ間のベーリング海峡を海底トンネルでつなぎ、中国東北部と米国アラスカを結ぶ線路を建設するという。
同海峡を横断するには200キロの海底トンネルを建設する技術が必要とされる。同様の技術が中国南部福建省から台湾を結ぶ高速鉄道に適用されるという。
この米中間高速鉄道計画が実現し、仮に高速鉄道が時速350キロで走行すれば、2日足らずで米中間を行き来できることになる。
中国高速鉄道の建設計画は、政府がけん引する野心的な計画のひとつ。アジアではラオス経由シンガポール間、インド間、また欧州では英国間などが予定されている。
(翻訳編集・佐渡 道世)
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