【大紀元日本4月17日】重慶市の幼稚園で園児に腐った野菜を食べさせたとして、保護者らが16日に抗議活動を行った。
問題となった幼稚園は民間業者が運営しており、出稼ぎ労働者の子弟が多く通っている。16日、ある保護者は給食準備中の厨房を通った際、カビの生えたニンジンが転がっているのを目にした。ニンジンのほか、トマトも傷んでいたという。
これを聞いた保護者ら数百人が園内に集まり、園のずさんな管理に抗議した。
中国メディアによると、保護者らの子どもは日頃から嘔吐や下痢を繰り返していたという。一方、園側は問題の食材は園児に提供するためのものではないと釈明している。
同幼稚園の関係者によると、幼稚園は無免許で運営されており、先生も幼稚園教諭の資格を持っていないという。
中国では、幼稚園が保護者に無断で薬を服用させたりするなどの問題が多発している。
(翻訳編集・高遠)
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