【大紀元日本4月11日】雲南省曲靖の炭鉱で7日早朝に起きた浸水事故は11日現在、依然、22人が坑内に閉じ込められたまま。事故発生時、坑内では26人が作業をしていたが、4人は無事脱出した。
救助活動は排水作業を中心に行われている。専門家は、地下水の量は約4万立方メートルと推定している。10日までに約7000立方メートルの水が排出されたが、地下水位はまだ125センチしか下がっていない。
中国国内メディアによると、事故は7日午前4時50分に発生したが、通報をしたのは3時間後。通報の遅れが、救助活動が難航している理由の1つだという。
閉じ込められている22人は23~51歳の地元出身の作業員だ。
(翻訳編集・王君宜)