【大紀元日本3月31日】ニューヨーク•タイムズは28日、米連邦捜査局(FBI)関係者の話として、消息を絶ったマレーシア機の機長宅から押収されたフライト・シミュレーターなどから、何の手かがりも見つかっていないと伝えた。
報道によると、マレーシア当局は機長の自宅から押収したフライト・シミュレーターの中から削除された一部の記録が復元できないため、機長のハードドライブと、副機長の自宅から押収した電子媒体などとともにFBIに提供し、調査を依頼したという。現在、FBIスポークスマンはまだ調査結果を正式に発表していない。
一方、捜索活動には実質的な進展がないなか、マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸相代理は29日、不明機乗客の親族らとの面会で、「我々は今後とも、可能な限り生存者を捜索し続ける」と述べ、生存者を見つける望みを抱いていることを示唆した。この話は再び、親族らに大きな動揺をもたらす結果となった。
(翻訳編集・王君宜)
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