【大紀元日本1月15日】タクシン元首相の恩赦法案に端を発する反政府デモが拡大するタイで、デモ隊による主要交差点の占拠は14日もバンコク市内で続けられた。
AFP通信によると、この日デモ隊は同市内の官庁街を行進し、仕事へ向かう複数の官庁の職員を足止めしたという。
反タクシン派組織の人民民主改革委員会(PDRC)を率いるステープ元副首相は14日の演説で「2、3日のうちに政府機関を閉鎖させる」と語っており、インラック首相の退陣を求める抗議活動は今後激化する可能性が高まっている。
(翻訳編集・森 豪太)