【大紀元日本11月5日】エジプト・首都カイロ郊外の警察学校内に設けられた法廷で4日、7月の軍事クーデターにより失脚した、モルシ前大統領の初公判が行われた。モルシ氏は裁判のなかで同国大統領を名乗り、今回の公判は違法なものだと主張。クーデターによって誕生した暫定政権との対決姿勢を示した。
AFP通信によると、法廷でモルシ氏は審理の進行を拒絶し、裁判にかけるべきなのはクーデターの指導者だと述べたという。次回の公判は、来年1月8日に行われる予定。