【大紀元日本7月16日】米航空情報サイトFlightStatsがこのほど発表した6月のフライトおよび空港の定刻発着の報告書によると、世界でもっとも遅延率の高い空港は、北京首都国際空港だという。
同報告書は、世界主要運行路線および空港を対象としている。35の主要空港のうち、北京首都国際空港の定刻出発率はわずか18.3%で、最下位を占めている。それに次ぐのは上海浦東国際空港、定刻出発率は28.72%。香港国際空港は29位で、定刻出発率は1月の77%から、6月の64%に後退した。
最下位の北京首都国際空港では、42%のフライトは定刻より45分以上遅れて出発、5%の便は取り消し。頻発する遅延により、乗客間や航空会社などとの衝突事件は後を絶たない。
また、航空会社に関する調査では、もっとも遅延の多かったアジア地域の航空会社10社のうち、8社が中国の航空会社だった。
なお、羽田空港と成田空港はそれぞれ95%と86%の定刻出発率で世界の1位と2位を独占。ANAとJALは世界主要航空会社のなかで3位と4位にランクインしている。
(翻訳編集・叶子)
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